解説
僕の半生を4コママンガにしました。
ブラック専門学校での出来事を面白おかしくお伝えしていきます。
作画は安定しませんが、お暇な方はご覧いただきましたら幸いです。
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ある日、専門学校を比較的大きな地震が襲いました。
幸い建物自体の倒壊は免れ、ケガ人もいなかったものの、階数の多い校舎は上の階にいけばいくほど揺れがひどく、本棚や機材が転倒してめちゃくちゃになっていました。
ネックだったのは地震が起きた時間帯です。
午前8時という多くの職員が出勤する前の時間帯だったため、学校には筆者を含めてわずかな職員しか出勤していませんでした。
その少ない人員で建物の破損箇所を確認しておそるおそる入館し、他の職員や学生に連絡をつけ安否を確認していきました。
職員の中には通勤途中で電車に乗っている時に地震に遭った人も多くいました。
車両や線路の安全確認のため、最寄り駅で降ろされたり、ひどいケースでは‟その場”で降ろされ線路を歩いて進んだそうです。
このように、多くの職員がなんとかして一刻も早く学校まで向かおうとしているにも関わらず、校長と広報部長は驚愕の行動をとるのでした。
2人はちょうど近くにいたのか合流し、なんと近くのカフェに入り、学校にいる職員に車で迎えに来させたのです。
めったとない地震で世間は混乱し、道路は大変な大渋滞です。
学校の最高責任者である校長が一刻も早く出勤し、現場の指揮を執ることが最優先なのに、大好きな広報部長と悠々と迎えの車を待つなんて言語道断です。
これほどまでに腐った上司が学校を運営しているのかと思うと、事後処理に対応する中めまいと吐き気がしてきました。