あらゆる箇所をノーマルに戻していったことから気持ちは加速し、ついにはフルノーマルを追求することとなりました。
マフラーを純正に戻します。この耐熱塗装で黒く塗ったマフラー↓
これは昔通っていたバイク屋のオリジナルマフラ―ですが、その店で大変に嫌な思いをしたため絶縁しました。するとパーツを付けていることも嫌悪感が出てくるのです。
主観ですが、外見は好みじゃないし値段の割に性能も別段良いわけではないし、さらにはセンタースタンドも併用できないしなどなど、装着しているメリットはもはやはありませんでした。
外した状態。マフラーが無くてもSRはカッコいい。黒いマフラーはヤフオクで50000円程度で売れました。
装着するのはオークションで仕入れたエキパイとサイレンサーです↓
どれだけ錆びていても輝きを取り戻すアルミ地とは違い、錆びたら最後の不可逆なメッキですので慎重にオークションを物色し、時間をかけて良い状態のものを探しました。
値段との折り合いもつけ、まあまあの状態のものを入手することができました。ベジータが初めて地球に降り立った際の地球に対する感想のようなものです。
純正マフラーをつけるためのボルトなりなんなりをウェビックで注文↓
サビサビだったエキパイの根元のボルトも新調。
よい感じに焼けているエキパイ。
なぞのパーツ。これだけで3000円程度するのですが、こんなものでチャンバーが固定できるのか…
無事装着です。
こののち、センタースタンドも苦戦しながら装着することができました。
2005年1月にフルノーマルを購入してカフェレーサーにフルカスタムしての紆余曲折を経て、2019年5月に元の状態に戻りました。
しかし初期型からキャブの最終型までいろいろな部品が混ざっているため、全くフルノーマルの純正とは言えませんが、逆にそこに魅力を感じずにはいられないません。
これからも大切に、しっぽり乗っていきたいと考えます。
※2019年5月15日の整備記録より転記および加筆修正。