ガンプラ製作.4 1/100 機動戦士ガンダムSEED イージスガンダム

機動戦士ガンダムSEED イージスガンダム DIY

2024年1月26日、約18年越しに『機動戦士ガンダムSEED』の劇場版が公開されました。

待ちに待ったそれは究極の完成度でファン垂涎の出来栄えとなっておりました。

今回は過去に製作したアスラン=ザラの搭乗機である1/100イージスガンダムをご紹介していきます。

この機体は変形しますが塗装をすれば変形時に塗膜がすれて剥げてしまいます。そのため変形機構は捨て、モビルスーツ形態でいかに格好よくなるかを追求しました。

本キットはMGではない無印の1/100シリーズなので、筆者の好みにそぐわない点が多く存在しました。

ざっと見た感じでは横にかさばっていると感じたため、胸部を削り、腕と胴体の接続ジョイントを短くしました。
それにより、かなりの幅詰めができたと感じます。

そして、足が短いように感じたため、剣道の防具でいう「たれ」の部分をやや上方へ移動。これにより少しではありますが足長になったように見えます。

本当に足自体を延長しようとも考えましたが、兄弟機であるMGのストライクガンダムと比べると特に短いわけではなかったので上記の方法をとりました。

最後に各部のシャープ化。全身をヤスリがけしながら上記の改修を行い、いざ塗装へ。

ホビージャパンの作例を見ながら調色していきます。グレー→赤紫→赤→明るい赤、という手順で色をつけていきます。

しかし、赤を入れる時に明度が足りなかったのか、天狗のような、または血液のようなドス黒い赤になってしまい、心がとても落ち込みました。

すぐ修正できればよかったのですが、残業や夜勤等帰りが遅くなることが重なり、なかなか着工できず、仕事中は色のことばかり考える日々が続きました。

そしてようやく再開することができ、ドス黒い赤さを是正すべく、白や黄色を混ぜた明るい赤を重ねて重ねていくこと数回、すると、徐々に理想の色が見えてきました。

イージスガンダムは作例ではピンクですが、劇中では赤っぽく表現されているため、私の敬愛するシャア=アズナブルの専用機・サザビーをイメージした赤を目指したのです。さらに今回から1/100サイズということもあり、デカール(シール)も貼り付けました。

モビルスーツの機体表面には、F1のようなスポンサーのステッカーはありませんが、モビルスーツを作ったメーカーや所属軍のステッカーがあります。
そして最もリアルな点として「コーションステッカー」が機体の各部に多数存在します。

コーションステッカーとは、モビルスーツを整備する作業員がケガをしないように「ここは急に開きます」「ここは大変熱くなります」等といったものが全身に施されているのです。リアルさを追求するガンダム世界ならではの計らいですね。

1/100イージスにはコーションステッカーが付属していないためで、汎用品を使って自分なりの解釈で貼り付けていき、最後につや消しを吹き付けて完成。

今回は初の1/100スケール、デカール貼り、なかなかいい色が出ないなど様々な壁にぶち当たりましたが、なんとか納得のいく作品へと仕上げることができました。

次は青系のモビルスーツに挑戦したいです。
※平成21年4月製作。

タイトルとURLをコピーしました