以前に外して中を清掃したMIKUNI TMR34 キャブレターですが、エンストの元凶でもありコテコテになっているだろうと開けてみたものの、中は綺麗なものでした。
各種ニードルに関してはまだまだ知識不足のため、外す前の様子を写真に撮っておき、それを見ながら元通りの回し具合で装着しておりましたが、案の定、何も改善されてなかったのです。
そんな状態でもサイドカバーもついたことでバイク乗りたい意欲も上がり、久しぶりに少し走り出しました。
そしてよくわからないままも、キャブをいじってみようと思い、装着したままいじれるパイロットスクリューを回してみました。
緩める方向に回す。こんなことでエンストがなくなるわけないと思っていたら・・
エンストしない!えーっ!よくなっちゃった!
前なら必ずと言っていいほどエンストしてたようなシチュエーションでもエンストしないのです。
案ずるより産むが易し!この瞬間から今まで250TRに持っていた鬱蒼とした気持ちが一気に晴れ晴れとしました。
機体を現状販売で購入した時点でタイヤ交換とエンスト改善などが必須だったため、コツコツここまでやってきましたが、ようやく乗りたい時に気兼ねなく乗ることができる機体へと仕上がりました。
足掛け1年、長かった・・
※2019年5月1日の整備記録より転記および加筆修正。