カワサキの250ccバイクである250TR。
生産終了したものの、大変人気のあるバイクで、中古相場も比較的高めに設定されています。
250TRのカスタム車両を入手したため、自分でできる範囲でDIYカスタムを行っている様子をご紹介していくシリーズ展開の今回は第22回目です。
前回の記事はこちらです。
今回はマフラーを純正品に換装した件です。
1.既存のマフラー
今まで装着していたサイレンサーは、エストレヤ用・POSHのトライアンフタイプのものです。
以下の記事に装着時の様子を記録しています。
メルカリで購入し、工夫して装着したトライアンフタイプですが、なにか違うような気がしてきました。
こう見てもかっこいいことは間違いないのですが、250TRのカスタムコンセプトがヨーロピアンではなく、日本の旧車であるカワサキはマッハ500SSだからでしょうか。
とにかく一度抱いた違和感を払拭することはできず、別のマフラーに換装することとしました。
2.純正マフラーを選択
選んだマフラーは純正品です。
250TRやエストレヤ専用のマフラーは社外品でたくさんラインナップがありますが、純正回帰をモットーとしておりますため、迷わず純正品を選びました。
こちらはメルカリで購入しましたが、状態は良く価格も7,000円程度とお手頃でした。
パーツ探しは必ずメルカリとヤフオクを併用して見るようにしましょう。
根気よく探せば、きっと納得のいく逸品と出会うことができます。
ラクマやジモティーは筆者はやったことがありませんので、バイクパーツにおいてどうかは不明です。
トライアンフタイプマフラーを外して見てみると、筆者にとってのマイナスポイントが除外されたためかかっこよく見えてきました。
皆さんも「このパーツは果たして似合っているのだろうか?」と思うようなパーツがあれば、一旦車両から外して見てみるといいでしょう。
それで車両全体の印象が変わらなければ馴染んでいるということですし、良く見えたならばマイナスだったということです。
純正マフラーを仮付けしました。
やはり純正品、シルエットは抜群です。
エキパイはエストレヤの純正品ですが、250TRの純正品と共通のため、そのまま用います。
後ほどエキパイもマフラーも耐熱ブラックで塗装しますが、塗装前にはしっかりと仮付けを行い、クリアランスの調整や装着方法の確認等しましょう。
塗装後に装着に手間取ってしまえば、せっかくの塗膜を傷つけかねません。
3.耐熱ブラックで塗装
事前に紙やすりで表面を整えた上で、エキパイとマフラーを耐熱ブラックで塗装していきます。
今回使用したものは「ソフト99」の耐熱ブラックで、単純にコーナンで安売りしていたため購入しました。
過去に「オキツモ」の耐熱ブラック(半ツヤ)を使用したこともありましたが、どちらも大差ありませんでした。
購入しやすい方を選択すると良いでしょう。
このように、塗装する際はできる限り対象物を吊るなどして空中に浮かせるようにしましょう。
吊り下げて360度周囲から万遍なく塗装する方が、全体的に綺麗に均一に塗料を塗布することができます。
地面に置いてしまうと、塗料が行き渡らない箇所がでてきますし、パーツを裏返した際に半乾きで下に敷いた新聞紙が貼り付くなどして大変な手間となります。
筆者も幾度となく新聞紙を貼り付かせてしまいました・・
エキパイ・マフラーとも綺麗に塗装することができました。
4.完成
塗料が完全に乾いたため、車両に組み付けてきます。
エキパイとマフラーと留めるバンドはエストレヤの純正品を選びました。
エキパイもそうですが、エストレヤと250TRの純正品の違いはメッキかブラック塗装かです。
そのため通常は250TRのブラック塗装されたバンドを選択するところですが、ワンポイントアクセントとコントラストを高めるべくエストレヤ純正品のメッキバンドにしたのです。
純正志向とはいえ、素直にそのままは使わないという筆者のこだわりです。
装着画像がこちらです。
思い描いていたような形になりました。
実は当初ブラックマフラーはちょっとどうかな?と考えたため、ステンレス地のトライアンプタイプマフラーを選択した経緯があるのですが、そこはやはり純正、全く違和感なく馴染んでいます。
ここまでくると、装着されているパーツはほとんど250TRの純正と大差ありませんね。
しかし、一から自分で築き上げた車両ですので、筆者にとって純正のそれとは一線を画した車両であると考えます。