カワサキの250TRをDIYカスタム.4【フェンダー・ウインカーの装着】

250TR カスタム 250TRメンテナンス

カワサキの250ccバイクである250TR。

生産終了したものの、大変人気のあるバイクで、中古相場も比較的高めに設定されています。

250TRのカスタム車両を入手したため、自分でできる範囲でDIYカスタムを行っている様子をご紹介していくシリーズ展開の今回は第4回目です。

前回の記事はこちらです。

前回は250TR純正タンクを装着し、カッティングシートでデザインを変更したところでした。

今回はフレームに関すること、およびリアフェンダーやウインカーを装着した件です。

それぞれにお悩みの方に参考になれば幸いですので、ぜひ最後までお読みください。

1.フレームに関して

この250TRは、前オーナーによりフレームの至るところに加工がなされていました。

ショップ経由での購入ではありましたが、幸いにも前オーナーと親しくさせていただくことになり、どのような意図でフレーム加工が行われたかを詳しく聞くことができました。

その一つの理由として、「SR400のリアフェンダーを装着したい」という思いがあったそうです。

ベース車両には当初ペイトンプレイスのSR400用ショートリアフェンダーが装着されていたため、合点がいきました。

そのため、リアフェンダーを交換する際は、250TRものではなくSR400のものを選択しました。

 

2.リアフェンダーの装着

前項のことから、選択したリアフェンダーがダブルエムのSR400用リアフェンダーです。

フロントフェンダーは最初からダブルエムのアルミフェンダーが装着されていたため、テイストを統一させるべく同じメーカーの同じ素材のものを登用しました。

前オーナーの「SR400リアフェンダーが付くようにフレームを加工した」との説明を噛み締めながら装着を勧めましたが、一筋縄ではいきませんでした。

試行錯誤しながらなんとか装着できたものの、必要部品全てを用いることはできず、ボルト6点で留めなければならないところ4点でしか留めることができませんでした。

このあたりはおいおい加工していきます。

バイクのフェンダーに関しては、前後でメーカーと素材を揃える方が良いと考えております。

フェンダーはバイクの中でもその印象を決定づける要素ですし、フェンダーを変えるだけで外見上の雰囲気が大きく変わります。

前後のフェンダーで形状や厚み、ショート・ロングの兼ね合い、素材の違いによる質感の相違などが生じると、ちぐはぐな印象になり車両全体のイメージが良く見えません。

フェンダー選びにお悩みの方はぜひご参考ください。

ちなみに元からついていたペイトンプレイス・SR400用リアショートフェンダーは15,000円程で売ることができました。

 

3.CB72タイプウインカー装着

ベース車についていたウインカーはこの画像のものでした。

サイズ感は好みですが、いかんせん表面がメッキであるため、劣化が著しいです。

ウインカーカスタムにCB72タイプのウインカーを用意しました。

CB72タイプのウインカーは純正より小型でありながらも適度な大きさで、大きすぎず小さすぎずちょうど良いサイズ感が気に入っています。

また素材はアルミなので、表面がくすんでくればコンパウンドなどで磨けば新品同様の輝きを取り戻します。

メッキの劣化は非可逆ですが、アルミは可逆ですのでメンテナンスが容易です。

最終的には好みにりますが、ウインカーなどメッキとアルミの両方のラインナップがある場合、アルミを選択する方が良いのではと考えます。

3-1.フォークマウント

フロントウインカーはフォークにマウントしたかったため、250TR専用のステーを購入しました。

フロントウインカーの位置として、純正ではヘッドライト横に位置することが多いですが、カスタムではこのフォークマウントをよく見かけます。

ステーの向きはどちらでもよさそうですが、右側の方はステーの面の主張が気になったため、左側の向きを採用しました。

3-2.前後ウインカー装着

前後のウインカーを難なく装着することができました。

理想通りのサイズであり、フェンダーのアルミとも良くバランスが取れています。

フェンダーの項でも記載しましたが、パーツの素材をできるだけ揃えることは重要です。

これはメッキ、これはアルミ、これはステンレスなど、無色であったとしても素材が異なれば違和感を拭い去ることはできません。

特定の素材しかラインナップがないのであれば仕方ありませんが、そうでない場合、素材の統一を念頭に置いてパーツ選びをしていきましょう。

 

4.おわりに

今回までの完成画像です。

少しずつ、イメージしていた形が出来てきました。

極力を金をかけず、できることは全て自分やるDIYをモットーにこの250TRを仕上げていっていますが、本当に楽しいです。

ショップに丸投げしていたSR400もそれはそれでよかったのですが、自分でやってみるということの楽しさと大切さに気づかせてくれた250TRに大変感謝しています。

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