ヤマハ SR400 四国ツーリング 2014

SR400 ツーリング ツーリング

今年のお盆も行って参りました四国一周の旅。

幾度となく迫りくる素敵な快走路をひた進み、美味しい料理を堪能する贅沢ツーリングです。

今年は去年と違い、身体面・精神面共に快調にて問題ありません。

しかしロギアだけには逆らえず、行く前から台風が一つも二つも四国にダメージを与えるという猛威。

幸い出発の前日までに台風は過ぎ去ったため、台風一過のツーリングを楽しめるか!?

予報では晴れや曇りだったため、すっかり安心しきっていた当日の朝、見事に雨降りとなっていました・・

もちろん後に退くことはできない。初めて雨カッパを来てのバイク走行に。

しかし意外と特に不便さは感じず、なんだったら旅への高揚感が凄まじく、結構な降水量の阪神高速でも楽しくて仕方がないというハイテンションに。

しょっぱなから逆境からのスタートだったため、少しでも雨がゆるむと走りやすく感じるのなんの、摩耶あたりから雨は止んでくれました。

阪神高速~明石海峡大橋~淡路島~大鳴門橋と、滞りなく高速巡行していきます。

去年の記事でも書きましたが、この徳島までのなんてことない退屈な高速道路も、筆者にとっては徳島の祖父母の家に続く道なので思い出補正で心地よい気分に浸っています。

無事徳島に到着、カッパを脱ぎ捨て、一路室戸岬へ。滾るものはあるものの、前日のお酒が響き、もう眠いのなんの・・

眠眠打破とブラックガムの併用禁忌に手を出し、眠気を吹き飛ばしていざ南阿波サンラインへ。

快走路すぎる・・楽しいワインディングロード。時折見せる海面が美しい・・

順調に南下し、室戸岬へ。そのままやや荒れた室戸スカイラインを楽しみ、キラメッセ室戸のくじらの竜田揚げを食す。
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くじらを食べるたび、美味しんぼのくじらを食べることはよくないという話を思い出します。何度食べても鶏肉のから揚げの域をでません。

食後、一気に高知へ飛びます。ここから高知までは特に面白くなく眠たい道のりが続きます。

無事高知のホテルに到着し荷物を預け、横浪スカイラインを予習しようとするも、途中で土砂のため進めないというバリケードが。

諦めて八十八ケ所の寺が近くにあったのでお参りお参り。ホテルへ戻り、本日のツーリングは終了です。走行距離は500kmほど。

シャワーを浴び、機体をダンバインからビルバインへの乗り換えのようにホテルから借りた自転車に乗り換え、高知の夜に繰り出します。

土佐市場でかつお定食とうつぼの唐揚げを美味しく頂いたのち、初めてのよさこい祭りを堪能します。
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音量と迫力がすごい。老若男女が必死に踊る様は頬を何かがつたいそうになります。

一日目の最後に徳島ラーメンで締めます。
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生卵一つ無料サービスだったのでもらったものの、食べ方もわからず麺を食べ終わった後にスープに落としてそのまま食べるという不可解さ。
一日目の最後、徳島ラーメンで締めます。
そんなもので一日目を高知市内にて終え、2日目の朝、5時過ぎに出発。横浪スカイラインを再度走ります。昨日はバリケードがありましたが、無くなっていたため早朝のスカイライン快走していきます。
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そしてサニーロードを経て、ワープで足摺岬へ。
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ジョン万次郎はすごいですね。

去年はこの足摺岬でリアフェンダーのステーが破損する自体に陥りましたが、今回はそんなことはもちろんなく、気持ち良く往復の足摺スカイラインを楽しめました。

思い返せば、ここが一番楽しかったです。

その後、昼ごはんを宿毛にある定食屋で
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お造りでもいけるような新鮮なお魚を大胆にもフライにするという白身魚フライ定食。まあ普通でした。しかし店内の磯くささはがやるせない。

そのまま北上し、宇和島へ。
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勤務先のグループ病院です。設計図使い回しなので自分の職場とほとんど同じ外見に面白みを感じました。

ホテルに着いた時間が昼過ぎでだいぶ早かったため、今日のうちにカルストに行こうと決めました。一路進路を東、鬼北方面へ。しかし、カルストは土砂のため通行止めとのことでした。なんてこったー!

とりあえず10km先くらいまでは通れるので進んではみたものの、荒れた路面状況でとても楽しめるものではありませんでした。

残念ですがまた来年の楽しみにとっておきます。

カルストからのホテルまでの帰り道、立ち寄った道の駅で「木炭」が売っており、大阪で買うと2000~3000円はするようなものが300円で売っていました。

どうしよか・・荷物になるしな・・でも買おう!
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うまく積めましたが、いつ荷崩れを起こすか心配でなりません。

そうしてホテルに戻り、明日も汚れることがわかっていてもやらずにはいられない愛機の洗車。

缶ビールを飲みながらホテル裏でせっせせっせと磨きます。気分が心地いい。

晩御飯に鯛めし定食
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北新地の高級魚料理店でアルバイトをしていた身としては、どれだけ現地であろうともそこを超える魚に出会ったことがありません。

新鮮でも魚をさばく腕があってこそですね。美味しくいただき、2日目終了。

三日目の朝、5時にホテルを出発し北上。早朝の海岸線は日の出で山吹色に輝くサンライトハートです。

去年の記憶ではこの海岸線は面白くなかったのですが、今年はかなり楽しめました。やはり精神状態に左右されますね。筆者の場合、気持ちが落ち込んでいるとバイクですっきり!とはならず、落ち込みを引きずるようです。

そのまま海岸線の378号線を北上、一路佐田岬、メロディラインを目指します。

佐田岬は写真で見ると、風車もあっていい雰囲気で走りやすそうな感じだったので、とても楽しみにしながらイン・・・大味でした。

空撮じゃないから風車もそれほど見えず、メロディラインのメロディもバイクでは風にかき消され、何も聴こえず(苦笑)。

そんなこんなで本日の要所を回ったところで身体も疲れ始めたため、帰路に着くべく伊予インターを目指します。

メロディラインからの378は概ね直線でしたが、天気も良く潮風がとても気持ちよかったのが印象的です。

しかしこの辺は写真を全然撮ってませんでした。

伊予インターに着き、そこから一気に四国を横断!無事に橋二本渡り、家に到着。

総括に入りますが、去年の旅での精神面があんまりだったために、今回も待ち望んでいたわけではなかったのですが、やはり気持ちが万全だと違います。

バイクに乗ってて良かった、SR乗りで良かったとつくづく感じた旅でした。これからもまだ見ぬいろいろな景勝地に赴きたいと考えます。

※2014年8月17日の整備記録より転記および加筆修正。

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