筆者のSRは250TRと同様「どれだけ純正に戻せるか?」という観点から思考を巡らせております。
image
そんな時、参考にするSRは初期型の純正車両です。
この車両は特に私の琴線に触れるものであり、日本の古き良きバイクそのものでとてもカッコいいです。
今回気になったのは、フロントディスクブレーキです。
2001年から再びディスクブレーキを採用することとなったSRは、マフラー側(以下:A面)にディスクがありますが、初期のディスク車両はマフラーとは反対側(以下:B面)にディスクがあります。
今より10歳も若かった頃などは、B面にディスクあることに大いなる違和感を抱きました。
撮影時などA面から撮ることが常なのだからディスクも右側だろうと。
しかし、時の流れは人の心を変えさせます。
今の筆者は、このB面ディスクがカッコいいと感じてなりません。
筆者のSRは長らくダブルディスクで、これをカッコいいとしてきましたが、今一度考え直す必要がありそうです。
速いバイクならディスク2枚が標準ですが、SRは速くないですから機能的には2枚もいりません。
見た目がどうかということですね。
ですが、ディスクを一枚にするとディスクの無い側がボルト穴むき出しになるため、下の画像のような専用のカバー(キャップ、またはハウジング)があるといいのですが…
この純正品はもはや廃盤で入手困難です。
昔持っていたのに「ダブルディスクをやめることはない」と考え捨ててしまったことが本当に悔やまれます。
現在手に入る代替品としてはこれらがあります。
どちらもカッコいいのですが、初期型純正のチープ感がたまらなく好きなのです。
ダメもとで探しつつ、ダブルをシングルにするか常に考えていきたいです。
※2020年10月4日の整備記録より転記および加筆修正。