筆者のTRは、手元に来た時からエンスト癖があります。
友人のTRや同じエンジンであるエストレヤでもエンスト癖はよく聞いていたので、このエンジンにとっては宿命で仕方ないことだと諦めておりましたが、タペット調整をすればエンスト癖は改善されるとの情報を得ました。
SRの時からタペット調整はよく耳にしておりましたが、今はバルブクリアランスというのが主流のようです。
いろいろネットで先人たちのブログを勉強させて頂き、いざ挑戦。
まずは必要な道具を揃えます。
コインドライバー
シックネスゲージ
ついでに替え時だったプラグ
まずプラグを外した方がいいとのことなので外します
結構汚れてました。
次にコインドライバーでここを開けて
左側のポッチリに反時計回りで「IT」の印字を合わせます
回しても緩むわけではないので、2周くらいした方がいいとの記載もありました
↓これはメモリに合ってる状態です。
次に本番のバルブクリアランスの調整へ。
タペットカバーを開け、バルブクリアランスを確認。
排気側(前)0.17mm~0.22mm
吸気側(後)0.12mm~0.17mm
こちらは排気側です。
ここをシックネスゲージという、隙間を測る器具を用いてバルブクリアランスを測ります。
その隙間が正しければ、俗に言う「ようかんを切る感覚」を感じることができるのですが、料理は好きですし剣道もやってましたので、こと「切る」という感覚には自信があります(笑)
そうして作業を終え、エンジンをかけてみると・・
うーん、前より長くアイドリングが続いているような気もしますが・・走ってないのでまだ判断しかねます。
まあでもDIYがモットーのTRですので、日進月歩少しずつ成長していきます。
最後に、エンジンをかけようとしたら急にうんともすんとも言わなくなったので、フォレスターと繋げて復活させました。
レスキューも慣れたものですが、なんにせよバッテリーを新品に変えねばなりません。
※2018年12月2日の整備記録を加筆修正