憧れのバイク免許を取得したいけれど、免許にも段階があるし、いざバイクを購入しようとしても、たくさんの種類があってどれがいいのか迷ってしまいますね。
この記事では、15年に渡りバイクに乗っている私が、バイクのおすすめ免許や車種を紹介します。
様々な条件を考慮しての見解を導いていますので、ぜひ最後までお読みください。
こんにちは、ひとしです。
男女問わずバイクは永遠の憧れであり、一度は乗ってみたいと考える人も多いでしょう。
まず結論からですが、私のバイク経験を踏まえ、おすすめできるバイクは
中型(普通自動二輪)のバイクのYAMAHA SR400です。
SR400をおすすめできる理由として、私が所有しているからという理由のみではなく、あらゆるバイク事情を踏まえての結論です。
これからバイクの購入を考えている人、また免許をとろうと考えている人の一助となるよう記事を仕上げましたので、ご参考になりましたら幸いです。
ちなみに、私見ではありますが、車両の外見が気に入らなければどれだけ性能や維持費など他の条件が良くても魅力を感じないでしょうが、お読み頂いて損はない内容にしていますので、ぜひ最後まで読み進めてください。
目次
1.排気量による区分
まずはバイクの排気量による区分けですが、
このように分けることができ、免許証の区分もこのようになっています。
「AT」とは「オートマティック車」のことで、自動車と同様「クラッチ操作が不要」のものです。
主にスクータータイプで、アクセルとブレーキのみでバイクの操作を行うものです。
「MT」のクラッチ操作が必要な「マニュアル車」より簡単なため、区別されているのです。
ちなみに大型の車両でAT車はありません。
2.おすすめの排気量
この中でも老若男女問わず特にお勧めしたいのが「普通自動二輪」です。
一般的には「中型」と表現されるクラスであり、小型や大型の間となる中型、つまり「普通」なのです。
以後、中型と表記します。
ですが、「中型」と一言でいっても、その中には125㏄から400㏄までがひとくくりになっているため、その差は大きいです。
また「250cc」以上からは2年に一回の「車検」が必要になりますので、手間や維持費も上昇します。
それでも私は中型で、その中でも「400㏄」のバイクをおすすめするのです。
3.中型がおすすめの理由
私自身、中型バイクであるSR400を15年間所有し、ツーリングなど楽しんでいるのですが、どちらかと言えば「ガチ勢」ではありません。
暖かい季節の週末に近くの山をふらっと走りに行ったり、たまに朝から晩まで500km程度のロングツーリングに行ったり、何年かに1回は2泊3日で四国一周ツーリングをするなど、その程度でたしなんでおります。
ですので、
- 毎週末はバイク仲間とツーリングを楽しむ
- 高速道路もガンガン利用して遠出をする
- 真冬の寒い時期でも変わらず乗る
いったような乗り方ではなく、あくまで
楽しく快適に
をモットーにバイクライフを楽しんでいます。
そんな乗り方の私ですから、力不足を感じることもなく、性能を持て余すこともない、一番ちょうどいい「中型」で十分なのです。
4.バイク乗りの実情とそれに見合う中型
そして、多くの人が私のような乗り方になるかと思います。
バイク購入前は、
「毎週末はバイク三昧だ」
「遠くまでに走りに行こう」
と、意気揚々とアクティブなバイクライフを考えていることでしょうが、実際にはそれほどバイクに乗れないのが現実です。
バイクに乗るということはまずガソリン代がかかりますし、遠出をするならば高速代もかかります。
そして当たり前ではありますが、それらには「時間」を必要とします。
ひとり身の方なら良いのですが、家庭を持った方が一人でバイクで出かけることはなかなか抵抗があることではないでしょうか。
車なら家族を連れてでかけることができますが、バイクはそうはいきません。
そのような理由から、思っている程バイクには乗れないというのが実情です。
上述のような「ガチ勢」の方であれば、中型よりパワフルな大型の方がいいでしょうが、大型はその分、金銭的に高く、重量も重いため、あらゆる面で負担になってきます。
逆に、小型は本当に小柄な女性なら選択肢に入れてもいいのですが、純粋にバイクというものを楽しもうと考えるには小型は性能不足です。
軽く乗りやすい小型バイクはパワーが非力でスピードも物足りなく感じます。
「私は飛ばさない」と思っている方でも、非力ゆえに追い越しができなかったり、ちょっとした坂道でなかなか登れなかったりすることがあり、それらがストレスになってきます。
通勤や市街地を走る「街乗り」には最適なクラスですが、ツーリングとなると面白さは中型以上のバイクと比べ、大きく減少します。
以上のことから、中型が一番ちょうどいいのです。
5.私が是が非でもSR400をおすすめする理由
中型バイクの中でもSR400をおすすめする理由としてはたくさんありますが、特筆すべきポイントを4点に絞ってお伝えします。
5-1.飽きの来ない外観
バイクに乗っていない方でも「バイク」と聞くとSR400のような形のバイクをイメージするように、SR400は「ザ・バイク」と呼べるほどの外観をしています。
SR400はロングセラーのバイクで、40年以上前からほとんど外観が変わっていません。
それほど長く飽きられずに愛されて続けているバイクであるため、所有をしてもその気持ちは高いモチベーションで維持し続けることができるのです。
また車両の大きさも、大きすぎること小さすぎることもないちょうどよいサイズで、女性でも男性でもその身長や体格にマッチするでしょう。
5-2.カスタムが自由自在
SR400はシンプルな作りであるため、パーツの交換が自由自在です。
そのため、世間には多くのカスタムパーツやカスタム車両が存在し、中にはSR400の原型を無くしたものも多数あります。
言うなればSR400は「真っ白いキャンパス」のようなものであり、いくらでも自分色に染めることができるのです。
当初はその外観を気に入って購入したものの、自分色を出したくなって原型が無くなる、というのはSR乗りのあるあるです。
それでも、いくらでも原型に戻すこともできますし、作りがシンプルであるがゆえに持ち主自身の手でカスタムを施す人が多いのです。
そういった自分で「バイクいじり」ができる点もまた、SR400の大きな魅力です。
5-3.必要十分な性能とパワー
SR400は「シングルエンジン」と呼ばれる機構で、簡単に言うとエンジンが一つだけあります。
それに対し、「ツイン」や「マルチ」などはエンジンが複数存在します。
それら複数のエンジンを積むバイクと比較してSR400はスピードこそ出ないものの、パワーは十分で、バイクの醍醐味である坂道や峠などのワインディングで苦労することはなくSR400の性能をフルに活用して楽しむことができます。
ただ、高速道路での走行は少しばかりつらい傾向にありますので、高速道路を楽しみたい方には不向きだと言えます。
5-4.維持費が他車と比較して安い
中型の中でも車両がシンプルな作りであるSR400は、タイヤなどの消耗品が安かったり、他車が4ついるようなパーツが1つでよかったり、車両に必要なオイルも2リットルと少なく済むなど、他車と比較して維持費が安いのです。もちろん、それらの維持費は排気量が小さければ小さいほど安くなりますし、250ccまでの車両でしたら車検もないため更に維持費を抑えることができます。
そのため、SR400の維持費も厳しい方はより排気量の小さいクラスを検討しても良いと考えます。
6.JAFのロードサービス
楽しいバイクですが、ツーリング先でトラブルに見舞われた際は大変です。
身体は無事でもバイクが自走不可になると自宅に帰ることができなくなってしまいます。
そんな緊急事態に対応してくれるのがJAFです。
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バイクはもちろん、自動車にも適応されますので、お守り替わりに入会しておくことをおススメします。
7.おわりに
以上、中型バイクの中でもSR400についての魅力をお伝えしてきました。
全ての人の最適解ではありませんが、多くの人にとって適したバイクであると考えます。
SR400は初心者向けのバイクでもあり、玄人向けのバイクでもあるため、多くのユーザーが存在し、コミュニティを形成しています。
そういった他のバイク乗りとの交流もまた醍醐味であると考えますので、良きバイクと出会い、そして良きバイク乗りと出逢ってください。