SRのタンクキャップは安物の模倣品を使用しておりましたが、パッキンの劣化によるガソリン漏れをきたしたため、純正品を取り寄せました。
使っていたのは上記画像のタイプのものですが、やはり安物は悪ですね。安いということはほとんどいいことがありません。
安かろう悪かろうです。
純正品が届いたので、お世話になっているバイクショップ『クロスロード』に鍵合わせをお願いしました。
以前、メインキーとメットホルダー以外の、ツールボックスとサイドカバー横のキーが別々だったのを鍵合わせしていただいたのです。
今般、タンクキャップのキーを揃えてもらうことで、全てのキーを馴染みのあるメインキー一本に統一することができました。
そもそもなぜ鍵合わせに至ったかと申しますと、車両をお預けした際、
「鍵が3種類あるのが気になる」
とショップの方から言っていただいたことがきっかけでした。
じゃらじゃらと複数のキーを持つことが当たり前になっていた筆者は計り知れない衝撃を受けました。
キーを統一できることの驚きに加え、客を慮っての提案ができるショップの姿勢に脱帽したのです。
素晴らしいショップに出会えた嬉しさから、いつも一緒に走っているパイセンにもオススメすると、パイセンも通ってくれるようになりました。
来店した際、軒先には多くの預かり車両が所狭しと並んでおり、オーナーと2人の従業員の方はせっせとお仕事されていました。
キー合わせをしていただくかたわら、別の方がついでに定期点検をやってくれています。
バイクショップに限らず、一人でやっているといい加減な作業になったりそもそも作業をしなかったりと不正をしがちですが、従業員が複数いるとお互いに監視の目が働き、不正を許さない雰囲気ができますね。
作業を終え、点検結果を丁寧にフィードバックしていただきました。
季節の変わり目にはタイヤの空気圧に要注意です。
鍵合わせと定期点検の費用を支払おうとすると、
「以前お客さんをご紹介いただいたので費用は結構です。定期点検は元より無料です。」
と、ありがたいご配慮賜りました。また別のパイセンにも勧めておきます。
これにて作業は終了、滞在時間はおよそ30分です。
忙しいバイクショップは変にオーナーの武勇伝などの無駄話を聞かされることなく足止めされないから助かります。
これから暖かい日々が続きますが、私にも息子ができる運びとなりましたので、家庭に軸足を置きつつ事故だけは決して起こさぬよう、楽しめる範囲でバイクを楽しんでいきます。
※2022年4月9日の整備記録より転記および加筆修正。