今回はデコンプケーブルとブレーキホースを装着した件です。
だいぶ前にデコンプレバーを外してからノーデコンプで過ごしていましたが、クラッチハウジングを純正に戻したことでデコンプレバー受けが戻ったため、ケーブルを引くこととしました。
メルカリで新品のデコンプワイヤーを購入。
ヤフオク・メルカリ・楽天市場・ウェビックなど通販で安くパーツを購入できる手立てがたくさんあって本当に幸せです。
実店舗で定価で買っていた頃がほんとバカらしいです。まあ信頼のおけるショップならそれも必要経費ですが、信頼できないショップで定価で購入することほど無駄はありません。
問題なくデコンプケーブルを装着できました。
デコンプレバーは純正のこの位置から移設されがちですが、こうしてみるとめちゃくちゃかっこいいなあと再確認します。
使いやすさもこの場所を越えるところは無いだろうと感じました。SRのキックスタートにはやはりデコンプは必要ですね。
お次はブレーキホースです。ステンレスメッシュホースにカスタムすることが主流ですが、筆者は純正のゴムホースに魅力を感じるため、そちらを選びました。
ですが、探してみても希望の長さのゴムホースはなかなか無いのです。
安いものはあるのですが安かろう悪かろうだと考えるため、ある程度高いものでないと安心できないのです。保安部品の最たるブレーキですからね。
そうして何度も調べた結果、一つの商品に決めることができました。
ゴムの質感も申し分ありません。純正のバンジョーボルトと銅ワッシャーも揃ったため装着していきます。
マスタ側と
キャリパー側です。
銅ワッシャーの新品の輝きが大好きです。
ブレーキフルードの道筋ができたらフルードをマスタに入れていきます。
フルード液は劇薬で塗装を剥がしますので、こぼれないように細心の注意を払いましょう。
マスタにフルードを入れたら、キャリパー側からフルードを引っ張っていきます。
キャリパーのニップルにホースをつなげ、吸い出したフルードを入れる容器に差し込みます。
1.ブレーキレバーを握る
2.キャリパーのニップルを緩める
3.キャリパーのニップルを締める
4.ブレーキレバーを離す
この作業を延々と繰り替えすことで、フルードがマスタからキャリパーへと注ぎ込まれていくのですが、どんどんフルードとエアがホースから出てくることに快感を得ずにはいられません。
ホースの中のエアの状況を見る必要があるため、必ず透明のホースを用意しましょう。コーナンに計り売りでお安く購入することができます。
試運転を経て、無事ブレーキを効くことが確認できました。
ダブルディスクからシングルディスクへ換装して初めての試走でしたが、全く問題ないようです。
2つが1つになり、かつメッシュホースからゴムホースに替わったため、少しはブレーキの効きの悪さを実感しましたが、これに慣れれば気にならなくなってくるでしょう。
※2021年2月8日の整備記録より転記および加筆修正。