ダブルディスクからシングルディスクへと換装したSR。
ディスクが接地していたハブのこの面がむき出しになっています。
初期型のSRにはこのハブに専用のキャップがついていたのですが、今や廃盤、手に入りません。
代用品を自作すべく、なにか代わりになる良い素材はないかと仕事中も来る日も来る日も思考を巡らせていました。
大掃除を開始した年の瀬、家から樹脂製のトレイが出てきました。
素材の質感や強度がハブキャップにピッタリだと考え、このトレイを用いてハブキャップを自作することとしました。いつでも役に立つガンプラの道具。
コンパスカッターでトレイを丸く切り抜きます。
丸く切り抜いたあと、やすりで微調整して現物と合わせながら最適な形を導き出します。
タイヤを外すのが面倒なので、円に切り込みを入れてタイヤを外さなくても装着できるようにしています。
ちょうど視力検査の「ランドルト環」のような感じです。
そして完成!
純正ハブキャップっぽい見た目になり大変満足です。
社外の既製品はボルトで留めるアルミやジュラルミン製のものしかなく、ゴージャスな感じが私の好みではありませんでした。
この代用品は強力両面テープだけで着いているため、見た目がすっきりかつチープな感じがよく表現されています。
記事には上げませんが、ブレーキマスタもSR純正に戻しました。
どんどん初期型SR感を演出することができていると愚考します。
※2020年12月31日の整備記録より転記および加筆修正。