筆者のSRは初期型のリムを入れておりますので、フロントが19インチです。
しかしながら、スピードメーターにケーブルを通じて回転を伝えるメーターギアは元の18インチ用をそのまま使用していたため、何となく違和感を持っていました。
そんな中、家にあるSRパーツの入った段ボールを漁っていると、メーターギアが出てきました。
そう、このメーターギアは以前キャストホイールに替えたくて通称・大八車と呼ばれるフロントホイールを入手した際に付いていたものでした。
結局フロント19インチのキャストホイール化はリアの玉数が極端に少ないことから断念し、メーターギアを外して大八車をメルカリ経由で手放したのでした。
以上の経緯から無意識のうちに19インチのメーターギアを持っていたので、これに換装しましょう。
装着する前に綺麗に塗装し、汚れを取ってグリスを行き渡らせます。
分解洗浄が望ましいですが専用工具がなくて分解できないので、安いパーツクリーナーを惜しげもなく吹きかけてダバダバにしました。
フロントホイールを外し装着へ。
今までは19インチのホイールに18インチのメータギアを使用していたことになりますが、それで車検も通っていましたしパイセンと一緒に走っていてオドメーターに極端に違いがあったわけでもありません。
そのため変化などほとんどないと考えていましたが、一つだけ予期せぬ誤算がありました。
針の振れが治ったのです。
このスピードメーターは中身を2型あたりの年式のものに交換しておりますが、少し針がフラフラとしていたのです。
ダンパーオイルの補充は難しいので諦めつつも、メーターケーブルを変えるなどして様子を見ておりましたが改善されることはありませんでしたが、こたびのメーターギアを変えたことで針の振れが治ったのです。
これを踏まえメーターの振れというのは、ダンパーオイルやメーターケーブル、そしてメーターギアが一つ一つは正常だったとしても、少しの不具合的な要素が積み重なることで生じてしまうのだろうと考えました。
難しいですね。とはいえ、メーターが治って気分スッキリでした。
ヤマハ SR400 カスタム メーターギアを19インチ用に変更
