カワサキの250ccバイクである250TR。
生産終了したものの、大変人気のあるバイクで、中古相場も比較的高めに設定されています。
250TRのカスタム車両を入手したため、自分でできる範囲でDIYカスタムを行っている様子をご紹介していくシリーズ展開の今回は完結編となる第24回目です。
前回の記事はこちらです。
今回は今まで手塩にかけてカスタムを進めてきたTRをヤフオクに出品し、見事落札された件です。
1.売却までの経緯
カスタムやメンテナンス専用として1分の1プラモデルのような感覚で楽しんでいた250TRですが、ここ最近(2021年4月頃)のバイク相場の上昇は目を見張るものがあり、欲が出てしまいました。
一体この250TRはいくらくらいの価格で売れるのだろうか・・という疑問と期待が沸き起こり、その結果を見ずにはいられない衝動に駆られたのです。
とはいえ、筆者はもう一台のバイクであるヤマハのSR400を所有しているため、そもそも似たようなバイクを2台も持っている必要はなかったのです。
250TRを入手した経緯などはパート1に記載しておりますので、そちらをご参照ください。
SR400の車検やメンテナンス費用、また革ジャンなどのバイクギアを充実させるために250TRを売りに出し、それらの足しにすることとしました。
2.売却のポイント
250TRを売却するにあたり、複数の方法が候補に上がりました。
2-1.バイクショップ
一番メジャーで楽なのがバイクショップに買い取ってもらうことです。
バイクショップに連絡さえすれば、簡単に買い取りまで進むことでしょう。
ですが、少しでも高く売るにはおすすめできません。
この250TRは、過去記事をご覧いただくとわかる通り、フレームに手が加えられています。
一見純正のノーマルのように見えますが、その実フレームのあらゆるステーがカットされているなどし、もはや万人受けする状態ではなくなっているのです。
そういったクセが強い車両をバイクショップは高く買い取ってはくれないことはもちろん、値段がつかない場合も多々あります。
ショップ側も、売れない可能性がある車両を在庫として抱えるなんてことはしたくないですからね。
2-2.メルカリに出品
メルカリでの出品はお手軽で簡単です。
しかし、メルカリは金額を決めての出品となりますので、出品額を見誤ってしまえば実際の相場より安く購入されてしまう可能性も生じます。
手間ですが初めに高額で出品しておき、様子を見て徐々に値段を下げていくといった手法をとることがベターでしょう。
また、メルカリは説明文の文字数制限があることも少々問題です。中古バイクの全てを説明するにはいささか文字数が足りないのです。
短い文章で端的に説明して車両を出品している人も多く見受けられますが、高額で不安も多いバイクという出品物を十分に説明できないまま購入されることはトラブルにつながりかねません。
2-3.ヤフオクに出品
ヤフオクの醍醐味は、なんといっても「オークション形式」であることです。
この250TRが最終的に筆者が思いもしなかったほどの高額で落札された時は本当にうれしく、震えすらしました。
ヤフオクなら文字数も十分に打つことができるため、車両の全てを説明することが可能です。
こちらの記事にヤフオクにおけるバイク出品の手順をまとめておりますので、バイクの出品を考えている方はぜひご参考ください。
※鋭意製作中
3.最後の250TRの雄姿
ヤフオクに出品するにあたり、バイクが似合うガレージ倉庫の前に行き、少しでも車両本来のかっこよさが表現できるよう撮影した画像を貼っておきます。
この記事を書いている時点で既に車両は手元にありません。
車両が売れた喜びは計り知れませんが、少し寂しい気持ちもあります。
次のオーナーさんに楽しんで乗ってもらえると幸いです。
4.装着しているパーツ
この250TRに装着しているパーツ(廃盤になっているものは類似しているもの)のリンクを貼っておきます。
純正の250TRにこれだけのパーツを換装すれば、概ね筆者の車両の雰囲気に近づけることができますので、ご興味のある方はぜひ試してみてください。