カワサキの250ccバイクである250TR。
生産終了したものの、大変人気のあるバイクで、中古相場も比較的高めに設定されています。
250TRのカスタム車両を入手したため、自分でできる範囲でDIYカスタムを行っている様子をご紹介していくシリーズ展開の今回は第5回目です。
前回の記事はこちらです。
前回はリアフェンダーおよびCB72タイプのウインカーを装着したところでした。
今回はリアフェンダーを加工してテールランプを装着し、リフレクターやシートを選定した件です。
アルミのフェンダー加工などの様子や注意点など説明し、自己満足記事にならぬよう心得ておりますので、ぜひ最後までお読みください。
1.テールランプの紹介
装着したテールランプは以下のダブルエムのものです。
フェンダーに直付けするタイプであるため、テールランプの土台とフェンダーのアールが一致しなければなりません。
前回の記事に記載した通り、250TRにはSR400のフェンダーを装着したため、テールランプもまたSR400用のものを選択しました。
ただ残念ながらSR400用のテールランプは2020年8月現在、ダブルエムのホームページに載っていないため廃盤になったのかもしれません。
かっこいいパーツだったため非常に残念です。
上記のリンクはホームページに載ってあったカワサキのWシリーズ用のテールランプですので、購入を考えている方は加工を前提に挑戦してみてください。
2.アルミフェンダーの加工
テールランプを装着すべく、しっかりと位置決めしたのち、ピンバイス(ドリル)で穴を開けていきます。
穴の位置がずれてしまえばテールランプが水平に装着できかねるため、穴の位置は慎重すぎるほどに慎重になって決定してください。
コツとしては、ボルトよりやや大きめの穴を開けておくと、位置に遊びを持たせることができるため、ゆがんだりズレたりすることなく装着できます。
フェンダーとはいえアルミですので、100均などの手持ちのピンバイスでも結構簡単に穴が開きます。
アルミは、鉄やステンレスより強度は劣るものの、柔らかく軽く加工がしやすいためDIYに向いています。
また磨けば磨くほど輝きますので、ぜひ洗車のついでにコンパウンドなどでしっかり磨いてあげてください。。
テールランプを適した位置に装着することができました。
テールランプに限らず、今回のように穴を開けるなど修正がしにくい方法でパーツの位置決めを行う場合、必ず遠目からあらゆる角度でバイク全体を見てください。
パーツの近くでは良く見えていたとしても、車両全体を引きで見た際、バランスに欠いている可能性もあります。
また角度によっては破綻が生じるケースもありますので、パーツは仮止めををしたら
遠巻きで見る
あらゆる角度から見る
ということを徹底するようにしてください。
2.リフレクターの装着
この250TRはマッハ500SSをイメージしているため、適宜マッハの画像を確認してカスタムを進めております。
こたびもマッハの画像に目をやると、あるポイントに意識が集中しました。
画像で印をしてある通り、リフレクターです。
マッハやZ、CBやSRなど昔の旧車にはきまってリフレクターが装着されています。
このリフレクターが私としては、ださかっこいいと感じるのです。
旧車のレトロさの中にあるモダンなテイストを醸し出すのに一役買っているのが、このリフレクターだと考えた私は、コーナンで手ごろなリフレクターを購入しました。
250TRのここだ!という決めての場所にはリフレクターを装着できるようなボルト穴などがなかったため、強力な両面テープで接着しました。
貼り付け画像は最後にまとめますが、屋外で動き回る性質のバイクとはいえ、強力な両面テープであれば全然剥がれることはなく貼り付いてくれています。
力の加わらない場所であれば両面テープは大変有効です。
ただし、普通の文房具の一部である両面テープではもちろんだめです。
コーナンなどホームセンターで取り扱っているような「屋外用」や「強力」という用途や記載を確認して選択してください。
3.シートの装着
シートは相当悩む時間を要すると考えたため、間に合わせでのものを用意しました。
シートも偶然ダブルエムのものになりましたが、ヤフオクで安く入手できただけのものであり、あまり思い入れはなく、あくまで一時しのぎです。
シートに関しても、ベース車両にはもともとSR400用のモト工房ティーポBのカウルシートが装着されていたため、SR400用のシートが装着できるワンオフステーが作られていました。
そのステーがあればSR400のシートは全て装着できる道理です。
とりあえずは上記のダブルエムのシートで様子を見ていきます。
4.おわりに
ここまでご紹介したパーツが全て取り付けられた画像が以下の通りです。
ここまでで頭の中でイメージしていた大まかな全体像が形となりました。
気軽に乗れる250ccということで、マッハ500SSをイメージしつつ軽快なイメージとなるようパーツ選択してきました。
ここからメーター関係など細部を突き詰めていきつつ、セパレートハンドルをバーハンドルに戻すかどうか思考を巡らせていきます。
気軽に乗れるのはもちろんですが、気軽にカスタムができる250ccはとても魅力的です。
カスタムには細心の注意を払いながら、交通事故に遭わぬよう務めてまいりますので、今後とも当シリーズをどうぞよろしくお願いいたします。