以前にこちら↓の記事でダブルディスクの是非について考察しました。
こうなってしまったが最後、一度シングルディスクに戻さないことには気が済みません。
シングルディスクに戻すだけなら、ブレーキホースさえ準備すればいいのですが、いろいろ思考を巡らせた結果、ブレーキマスタも純正に戻すことにしました。
今着いているマスタはこのカワサキのZシリーズのものです。
ダブルディスクにするためにはマスタのシリンダー径が大きいものでないとしっかりブレーキを効かせることができないため、このようなマスタが必要なのです。
また、これに合わせてクラッチ側もZ用のものに変えていました。
そもそもSR純正ミラーを付けるのに逆ネジ変換アダプターを付けないといけないのが嫌になってきたのもマスタを変える一因です。
というより、逆ネジ変換アダプターを付けたくないことがシングルディスク化への始まりかもしれません。
そのような経緯から、ブレーキマスタとクラッチ周りをメルカリとヤフオクで入手しました。
それぞれとても程度の良い美品で、お安く入手することができてとても満足です。
しかしクラッチ側を見てください。
新しめの年式のものであるため、「クラッチスイッチ」があるのです。
私のSRは2001年式の3型なので、クラッチスイッチはありません。
クラッチスイッチがあることは承知の上でよく観察して入手したのですが、いざ手元に来てみると、違和感が湧いてきました。
画像の通り、クラッチスイッチの基部の存在感が気になります。
こうなってはやはりクラッチスイッチが無いものにするしかありませんので、クラッチスイッチの無いクラッチホルダーを落札しておきました。
今回のZマスタのように、ひと昔前までは他社車のものを流用することに魅力を感じていましたが、今はいかにSRの純正品に戻すかということに着眼点を置いています。
ヤフオクやメルカリで程度の良い品を見つけては入手するという流れのため、年式はバラバラですし、部分的に塗装することもしばしばです。
それでも自分の手で組み立てられていくSRは、いつまで経っても飽きることなく楽しませてくれます。
クラッチホルダーが届くのが楽しみです。
※2020年11月8日の整備記録より転記および加筆修正。